なかなか乳歯が抜けない原因とは?
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2022/04/01
コラム
一般的に、6歳前後になると乳歯から永久歯に生え変わり始めます。
もちろん個人差があるので多少歯が生え変わる時期は異なりますが、いつになっても乳歯が抜けないというケースもあります。
お子さんの乳歯がなかなか抜けないと不安になりますよね。
そこで今回は、なかなか乳歯が抜けない原因について解説していきます。
▼永久歯の成長速度が遅い
通常乳歯は、永久歯が生えてくることによって根元が徐々に剥がれて抜け落ちます。
そのため、永久歯の成長速度が遅いとその分乳歯が抜ける時期も遅くなります。
6歳前後で生え変わりが始まる子が多いですが、中には中学生で生え変わる子もいます。
歯やその周囲に問題がなければ自然に生え変わるのを待てばよいのですが、心配な方は一度歯医者で診てもらうのがおすすめです。
▼先天性欠如
先天性欠如とは生まれつき永久歯が生えてこないことを指し、この場合永久歯が生えてこないので乳歯が抜けることもありません。
全部の歯がそうなるのではなく、前から2番目と5番目の歯に見られることが多いです。
▼埋伏歯
埋伏歯とは、永久歯が粘膜や骨に埋まったまま出てこない状態のことで、わかりやすい例で言えば親知らずになります。
埋伏歯では永久歯が埋まったままになるので、乳歯の根元が剥がれることがなく乳歯も抜け落ちません。
歯並びに問題がなければそのままにしておいても大丈夫ですが、歯並びに影響が出ている場合は治療が必要になることがあります。
▼まとめ
お子さんの乳歯がなかなか抜けなくて不安に思っている方もいると思います。
永久歯の成長の遅れであれば特に問題ありませんが、もし心配な方は当院にご相談ください。