乳歯の正しい抜き方について
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2022/02/05
コラム
「子どものグラグラしている歯は自分で抜いてしまってもいいのだろうか…」という疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。
歯がグラグラしていると子どもは気になりますよね。
そんな姿を見て早く抜いてあげたいと思う方もいると思います。
そこで今回は、乳歯の正しい抜き方と間違った抜き方について解説していきます。
▼乳歯の正しい抜き方
最も良いのは自然に乳歯が抜けるのを待つことです。
そのため、無理に抜こうとせず自然に抜けるのを促すことが大切です。
指や他の歯で抜けそうな乳歯を少しずつ揺らすと、痛みを感じずに乳歯を抜くことができます。
正常な乳歯は永久歯が生えてくるタイミングに合わせて歯茎から剥がれるように抜けるので、
ほとんどの場合は普通に生活しているうちに勝手に抜けます。
▼乳歯の間違った抜き方
お子さんが、歯がグラグラしていて気持ち悪いと言ってくることもあると思いますが、
だからといって自然に抜ける前に無理やり抜くのは良くありません。
無理やり乳歯を抜くことで、歯の根っこが歯茎の中に残ってしまう可能性があります。
その残った歯の周りで菌が繁殖すると、炎症を起こしてしまうので注意しましょう。
また、力強く抜こうとすることで歯茎を傷つけて出血する危険性もあります。
▼まとめ
乳歯は自然に抜けるのを待つことが最も安全な抜き方です。
間違っても強い力で引っ張ったり無理やり抜こうとしないでください。
また、お子さんが強く歯を引っ張らないように注意してみておくことが大切です。
お子さんの歯について心配なことがある方は、気軽にご相談ください。