大人になると、
虫歯ができても「仕事が忙しい」「時間がない」などの理由ですぐに治療に行かなかったり、もしくは治療すらしない人も
いるようです。
特に、痛みや症状のない
虫歯は、治療を先延ばしにしたり、ほっておく人も多いようですが、
虫歯をほっておくと、体に病気を引き起こす
原因になってしまいます。
大人の
虫歯が原因でなってしまう病気に多く見られるのは、
歯周病です。
▼
歯周病とは
歯周病とは、細菌の感染(
虫歯)によって歯茎が炎症する病気です。
虫歯がなくても、口の中には約300から500種類の細菌がいます。
日頃の歯ブラシを怠ったり、砂糖を過剰摂取すると、口の中にいる細菌が悪さをし、
歯周病になってしまうのです。
歯周病の主な症状は、以下の通りです。
・起床後、口の中がねばついている
・歯ブラシ時に出血する
・口臭が気になる
・歯茎が痛い
・歯茎が腫れている
・歯と歯の間にすき間ができてきた
・食べ物がよくつまる
・固い食べ物を噛みにくい
・歯が長くなったように感じる
上記の項目が3つ以上当てはまると、
歯周病になっている可能性があります。
▼
歯周病以外の病気にもなる可能性がある
虫歯が原因で病気になってしまう可能性は、実は
歯周病以外にもさまざまな病気になる可能性があります。
【
虫歯が原因でなる病気】
・口内炎
・知覚過敏
・肺炎
・心臓病
・糖尿病
・早産
上記の病気以外にも、体に症状を引き起こすさまざまな怖い病気を引き起こす可能性があります。
歯が健康であることは、体全身の健康を意味するものと言ってもおかしくはないでしょう。
虫歯を甘く見ていた人は、
虫歯も一つの大きな病気だと考えを改め直してくださいね。
虫歯になったと感じたら、できるだけ早めに治療するように心がけましょう。